新卒でアパレル業界30社以上受けて、1社しか内定しなかった話

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今私は次の仕事探しをしているのですが、そういえば新卒の就活ってどんなだったけかなと思ったので、昔のこと思い出して書いていきます。

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わたしのアパレル就活

就活解禁が楽しみだった大学3年時

私が新卒で就活をしたのは、今から4年前の2015年になります。
すごい、いつの間にかこんなに昔になってしまった。。時の流れは恐ろしい〜

私の時は大学3年生の終わり頃から就活解禁になりました。周りの流れに合わせて私もマイナビやリクナビに登録していて、3年になった頃からはもう頭の中は就活でいっぱいでした。この時はこれから始まる就活が楽しみだったんです。

めっちゃ熱意を持っているんだから、私が受からない訳が無い!と自信持っていました。

私は、大学と専門学校のダブルスクールをしてました。小さい頃から好きなことを仕事にしたいと考えていて、当時の私はMDになりたくて、そのためにまっすぐに頑張ってきたつもりでした。

MD(マーチャンダイザー)
デザイナーや生産管理等と、打ち合わせをしながら次のシーズンにどんな商品をどのくらい作るかを決める花形のお仕事です。
基本的に営業や店頭経験を積んでから、抜擢されるケースが多いと思います。

書類選考はいいけども・・・

そして、就活が始まりました。最初は総合職の試験です。もちろん私も受けました!

まずエントリーして、今度は手書きの履歴書と添え状を送ります。
書面だけは完璧に作り上げていた私。書類通過率は100%でした。

その後の一次面接通過率は半分くらいだった気がします。
それをクリアすると、グループディスカッションがあると思うのですが、そちらも通過することが多かったです。

ですが二次面接以降。それ以降進んだ会社は、たった1社しかありませんでした。

当時、周りの友達は最終面接が何件もあって、既に決まってる人もチラホラいて、忙しそうで、羨ましかった。。

玉砕されたエイネット 総合職試験

その1社というのが、エイネットです。
Zucca,ツモリチサト,ネネット、メルシーボークーなどコレクションブランドを扱う会社です。アパレル就職を目指す人にとっては憧れの会社です。
例に漏れず、私もこの会社に入ることが夢でずっと憧れていました。それこそ高校生くらいの時から。

書類選考では、履歴書の他に自己PR書いたオリジナルの書類を作りました。写真を貼ったり、レイアウト工夫してみたり。アパレルはこういうのを求められること多いですよね。。

運よく書類を通過し、一次面接へ。一次面接はグループ面接でした。人事の方に、その日着ていた服装を褒められすごく嬉しかったことを覚えています。なんだか話も弾み、結果は通過でした。

その後はグループディスカッション。特に目立つ行動もせずに、どちらかというと話を聞いていただけだったので不安でしたが、見頃通過。
二次面接の後には最終面接です。
最終面接は意思確認程度だと思うので、もう少しのところまでこぎつけた私は、当日まで一人で面接の対策をしていました。

そして二次面接の日。またグループでの面接でした。4人くらいで、スーツ姿の男子大学生2人と女子1人くらいでした。面接官は確か3人でした。

最初に自己紹介をするのですが、面接官の偉い人が、隣にいた関西からきた男子大学生のことを気に行ったようで、たくさん話をしているのに対して、まったく私には話が振られませんでした。そして、その偉い方とは全く話をすることもなく終了。全く興味を持ってもらえませんでした。
落ちたかもしれない、、と思ってたのですが、やはりそこで落ちてしまいました。
志望度が高すぎて緊張しすぎて、何も話せなかった自分が情けなかったです。

「もう終わった、、」気分でいる中、他の会社の総合職募集も終わりにさしかかっていました。

エイネットの二次面接の後に簡単な適正テストがありました。ブランド名とデザイナー名を答える問題や、質問欄もありました。こういうところで、「面接ではダメだったけれどもどうしても御社に入りたい!」って熱い思いを語れば敗者復活できたかもしれない、なんて。

受けたい会社が無い葛藤

好きなテイストの会社で働くか、あまり興味のないテイストでも働けるか。アパレルの一番難しいところなんじゃ無いでしょうか。
私は元々、アパレル業界に入るなら好きなブランドで働きたいと思ってたので、その好きな会社に合格できなかった時、どんな気持ちで他の会社を受ければいいのか、志望理由はどうやって見つけたら良いのか、わからなくなりました。

アパレル以外の企業ならば、大きくて安定してる会社という判断基準だけでもたくさんの選択肢がありますが、好きなテイストのブランドはそう多くありません。
とにかく受からないと、、と思ってはいましたが、「受けたい会社がない」というのが本音でした。

この悩みについては、最近になってようやくわかってきた気がします。
たとえ好きなブランドでも好きなテイストでなくても、洋服そのものを愛することが、好きなことを仕事にするという覚悟であり、それがプロなのかもしれないと思いました。
好きなテイストは持っていても良いし、大事にするべきだと思うけれど、プロとして、どんな洋服もちゃんとみてあげられたら、素敵だと今は思えます。
書いてて恥ずかしくなりました。やめます。笑

オンワード樫山 パタンナー試験

エイネットに落ちて、総合職試験シーズンが終わりに近づく頃、専門職試験シーズンが始まりました。

半分ダメ元で、オンワード樫山のパタンナーに応募してみました。大手なので、教育体制や学べる環境がしっかりしていたのが魅力でした。

書類選考→筆記試験→一次面接→実技試験→二次面接→最終面接 で進みました。

大変だったのが実技試験で、6〜7時間かけて、本社でジャケットのトワル組みでした。
事前に何の課題が出されるかわからなかったのですが、シャツかジャケットだろうという情報の元、とにかく教科書にある作図は覚えました。
ジャケットのトワル組みを授業でもやったことがなかったので、自習室に行って先生にピン打ちを見てもらい、受かっても受からなくても、組めるようにだけはしないと恥ずかしいと思って練習しました。

当日はギリギリに組み終わり、後日次の試験に進む連絡がきました。(終わってない人も結構いたのがびっくりだった)

最終面接では、これまたグループで面接官が4〜5人くらいいました。ベテランパタンナーさんみたいな方とデザイナーさんとMDと人が多くて怖かった。。笑

最終面接で落ちてしまいましたが、ここでようやく初めて最終面接まで進みました。

ようやく終わった就活

オンワードには落ちてしまいましたが、その時同時に選考を進めていた会社が、新卒で入社した会社です。

この会社は面接と実技試験が同じ日にあり、一回か二回で終わりました。
小さい会社だったのでいきなり社長面接でしたが、緊張しすぎずお話できた感じです(どちらかというと話を聞く側だった気がしますが。笑)

面接の感覚がよかったので後日、内定の連絡をもらった時はホッとしました。

もうこれ以上受ける気力がなかったので、私の就活はこれで終了しました。9月か10月くらいでした。

最初はダメ元から始まった

専門職は合計6社程受けたと思います。それまでの総合職試験では、二次選考すらもほとんどたどり着けなかったのに対し、専門職では二次以降に3社進めました。

 

最初、自分では絶対に専門職には受からない・私がなれる仕事ではないと思っていました。実技試験やポートフォリオ提出、デザイン画提出、作品提出など重量級の試験なのに、専門職の求人は若干名のところがほとんど。
パターン専門の学部の子達がライバルで、広く浅くの夜間の私は正直すごく自信がありませんでした。
パタンナーで受けた中1社では、「夜間学部だとうちの会社じゃ無理だよ」と電話で門前払いされたこともありました。

そんな希望の少ない状態からでも、挑戦してみることって大切だと思いました。
どこで誰が何の経歴に興味を持ってくれるかわからないからです。

これからアパレル業界を目指す方へちょっとしたアドバイス

都内のアパレルと名のつく会社には30社以上応募したので、少しはアドバイスできると思います。

面接に向けての服装と髪型

地味に頭を悩ます問題。
意外と誰もこの件について書いていなくて当時ハイトーンヘアの私は悩みました。
結果私はトーンダウンして、茶髪でやりきりました。

 

金髪でもその会社の雰囲気にあってればOKです。ですが、そういう雰囲気のところは少ないので、色々受けたい方は茶色くらいにしておくといいと思います!
似合っているのなら、わざわざ黒に戻す必要はないと思うんですよね。

 

スーツも着用していません。ブランドに合う服を着ていくと褒められるので、きちんと目のお気に入りを着ていくといいと思います。あと、わざわざその企業の商品を買う必要も無いです。テイストが合ってるかの方が大切です。(友達と貸し借りしても良いと思います)

 

勝率の低い私がアドバイスするのもどうなのかと思いましたが、書類選考はこれで100%通ってるので。笑

アパレル以外の業界だと事情は違いますが、、茶髪が原因で落とすアパレルは無いと思います。

インターンを経験するのも良い

今は一般企業でもインターンを実施する会社が増えてきてますが、アパレルは元からインターン募集をする会社が結構あります。お金がないからなんだと思いますが、主にコレクションブランドが募集しています。

私も某コレクションブランドでインターンを1年程していました。交通費すらもなく無賃で働いていましたが、大好きなブランドだったので本当に幸せでした(セルフ社畜)

実は卒業間近の2月頃、卒業後うちで働かないかと勧めていただきましたが、もう既に内定が決まってしまっていたのと、経済的理由から断念しました。どうして大好きなブランドからのチャンスを無駄にしたんだと、正直今でも後悔する時がありますが、、。ただ、このインターンの経験は本当に良かったです。

インターンにはそういうチャンスが転がってるので、特に新卒募集をかけないところは、インターン入社を狙って見てもいいと思います。もちろん、インターン募集掲示していなくても、自分から声をかけるのもありです!業界の中もみることができます!

もしパタンナーを目指す方がいれば

この仕事は選ばれし才能豊かな、別次元の人しかなれる仕事じゃ無いと思っていました。

あと、几帳面な性格じゃ無いと向いていないとか、パタンナーの人ってなんか怖そう、、とか色々考えてしまって、3ヶ月で辞めさせられるって本気で考えていました。笑

ですが、実際働いてみると全然違いました。
大雑把な方、細かい作業が実は苦手な方、洋服が好きというより作ることが好きだからやってる方、、こうじゃなければなれないなんてことは無かったです。

一番面白かったのが、「あの時どうやって作れたんだろうって服がけっこうある」とベテランパタンナーが言ってたことでした。

一朝一夕でできることでは無いので、毎日一生勉強。
なので、向いてる人を言うとしたら、途中で投げ出さないで努力できる人だと思います。

いい意味で期待を裏切られる仕事でした。
そして本当に奥が深いです。洋服作るのって実は大変。
興味のある方は、最初はテイストとか関係なく、どこの会社でもいいのでこの仕事に飛び込んでみて欲しいです。

私が就活を通して学んだこと

嫌な思い出しかない就活ですが、学んだこともあります。

 

  • 企業を研究して、寄せることは大事だけれど、自分を殺しちゃだめだということ
    就活は相性だなって本当に感じます。それ以上でもそれ以下でも無く、ただの相性です。
  • 企業研究しても面接練習しても、受からない時は受からない。
    でもどこかに受け入れてくれる会社は必ずあるということ。個人差があるから、気にしないで続ける。
  • 職種も会社も絞りすぎないこと
    私はあの時、間違って総合職で受からなくて良かったと今では思えます。どこに可能性あるのかわからないので、いろんな職種にチャレンジしてみるといいんだなと。パタンナーの仕事がこんなに楽しいとは知りませんでした。

 


今後、新卒の一括採用が無くなったり、就職活動の形が変わってくると思いますが(そのほうが良い)少しでも参考にしていただけたらと思います。

 

読んでいただきありがとうございます!

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