ドイツはソーセージの国ではない!?ヴィーガンが増える理由

ベルリン生活
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こんにちは〜

みなさん、ヴィーガンってご存知ですか?
日本ではあまり馴染みがない言葉ですが、私は数年前にポーランドの友達が日本に来た時に「私ヴィーガンなんだ」と言われその存在を知りました。
日本には東京ですらヴィーガンのレストランが少なくて、探すのに一苦労した思い出があります。

そんなヴィーガンに対して全く無知の私が、ドイツに来てからヴィーガンと一緒に暮らすようになって、どうしてヴィーガンが増えているのか、またヴィーガンについて考えたことを書きたいと思います。

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ヴィーガンとは

ヴィーガンとは「絶対菜食主義者」で、動物性の食べ物を摂取しません。例えば肉や魚、バターとかはちみつとか牛乳も含まれます。

食べ物以外だと、例えば毛皮を使わないとか動物実験を行っていない商品を使ったりします。

主に欧米を中心にヴィーガン人口が増えており、ベルリンでは特にヴィーガンの人によく会います。
専用のお店も沢山、普通のレストランでもヴィーガン用が用意されていたり、かなり普及しています。

それ故、ヴィーガンだからってお店選びで苦労したりせずに、食事に対する様々な信仰を持つ人たちとお互いにストレス無く共存できています。

 

ドイツって全員ソーセージ大好き!肉食な国だと思っていましたが、若者を中心に変わりつつあるようです。

ヴィーガンの食事

ヴィーガンがどんな食事をしているのか、ルームメイトの食事を一例としてご紹介します。

 

朝はミューズリーを食べています。穀物を引くところから初めて、すりおろしりんごとオリーブオイルたっぷりかけて作っているようです。かぼちゃやひまわりの種やチアシードなんかも入ってます。栄養満点。

昼や夜には「バルサミコ酢と醤油、スパイスなどで味付けした野菜炒め」にライスを付けたり「豆乳クリームパスタ」なんか作ってました。サラダも多いですね。あとはパンにベジタブルペースト付けて食べたり。
ヴィーガンはスパイス使いが上手です。ハーブや聞いたことのない香辛料がうちにはたくさんあります。

 

ちなみに食べている野菜は、農場から無農薬の野菜がプラスチックなどの梱包材無しで週1くらいで運ばれてきます。
そして、使っている調味料や穀物なども全てBio製品・ヴィーガン表記です。

 

タンパク質はどのように摂っているのかというと、、ほとんど豆からです。
ドイツには豆腐が普通に売られています。ヘルシーで体に良いのでとても人気で、日本より種類が多いです。日本でいう厚揚げのような感じの豆腐をよく見かけます。
また、大豆フレークという物もあるので、豆って汎用性高すぎますね。

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なぜヴィーガンは増えている?

他のヴィーガンの子にヴィーガンになったきっかけを聞くと、ほとんどドキュメンタリー番組を観て影響されたという方が多かったです。

 

内容は、例えば卵を生産する為に飼育された鶏たちは不要なクチバシをカットされたり、食用の豚達は狭い小屋の中で育てられたり、、

 

そういったドキュメンタリーに影響されたより多くの人が人間の食生活や人間が引き起こした環境問題に関心を持ち、実際に行動に移し、社会をどんどん変えていっています。
日本よりも対応の速さを感じますね。
その理由を私は、博愛精神的な宗教的背景があるのではないかと考えます。
宗教の話を深くは語れませんが、例えばヨーロッパには道端に物乞いの方が多いのですが、多くの人が日常的に寄付しています。電車内で決して上手とは言えない演奏をする人に対しても、お金をあげる人がいたり。
日本は周りの目が厳しいからか、そんなこと見られないですよね。

そういった博愛精神により人間だけではなく、動物に対しても同じ気持ちを持って接することができるのだと思います。
皆同じ動物なのに、食用のためだけの動物なんてあってはならないと。

 

「野菜がヘルシーだから、肉は太るから」といった単純な理由ではないのです。(すみません、最初私はそう思っていました。)

ヴィーガンと一緒に住んでみて

フラットメイトが2人共ヴィーガンであることで、彼らの言葉や行動から、人間の存在ってなんなんだろうと考えるようになりました。

 

話が少しそれますが、少子化問題についてフラットメイトと話をしたことがあります。

私「少子化についてどう思う?日本はこのせいで将来もらえる年金が減るだろうし、大変になってる」

 

フラットメイト「確かにそれはドイツでも問題になってるよ。だけど世界規模で見たら人口は増えているよ。インドとかすごいペースで増えている。」

 

私「確かに。世界規模で見たらそうだね。でもドイツの人口減ったら自分の将来が困るでしょ?」

 

フラットメイト「ドイツの人口が減るのは国家にとっては損失かもしれないけれど、地球の環境を考えたら、人間が多いからって良いことがあるとは思わない。」

 

こんな話の中から「人間の存在自体が悪」というのがヴィーガンの根底にあるのではないかと考えました。

 

憶測ですが、「人間が環境を悪化させている」といった考え方の若者が欧州に増えてきていることで、結婚をしなかったり、子供もいらないと考えたりする人も増えているのかもしれません。(フラットメイト2人も20代ですが日本に比べてのんびりしています。)

 

話をヴィーガンに戻して、、
ヴィーガンのフラットメイトに「私たちと同じようにヴィーガンになってね。」と強要されたことはありません。

ただ、今起きている環境の悪化に気がついて欲しいと言われました。
「どうして日本では問題にならないの?誰も声をあげたりしないの?」
「日本はとても魅力的な国だけど、自分たちの国の中のことしか考えてないよね。芸能人の話題よりも環境問題について議論する方が大切」と、おっしゃる通りです。

 

これまでいかに私が人間にとって都合の良いことだけを考えて生きてきたか、自分のことしか考えずに将来の年金の心配ばかりしていたか。。(いや年金問題大切だけれども)

 

 

環境に配慮するとは言っても、いきなりお肉や魚を完全に食べない!ヴィーガン宣言は私たち日本人には難しいかもしれません。少なくとも私は完全に断ち切ることは不可能です。

ただ、ヴィーガン達の食生活を見ていたら、環境にも体にも良いものはなんだろうと無意識に考える癖がつきました。
「肉の代わりにこれ使えないかな?体にも良いよね?」と工夫しながら栄養も考えることは実際とても楽しいです。

ちなみに最近の私は肉をあまり買わず、納豆や豆腐など大豆製品食べたり(これは日本でもできる)、魚の栄養の代わりに亜麻仁油を摂るようにしたりしています。(これもできる)
一度ゆるくトライしてみると、栄養のことを考えるいいきっかけにもなりますよ。

 

来月は、フラットメイトと一緒にベルリンの環境破壊を訴えるデモに参加してくる予定です。

その様子はまた、報告できればと思います!

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